『自由解釈 古事記2023
~天宇受売命の神憑り~』

 古事記に出てくる、天の岩屋戸に天照大御神がお籠もりになられた(天の岩屋戸隠れ)後、天宇受売命が踊った場面を解釈して描きました。
 現代語訳を読む限りでは、こんな感じではないはずなのですが、そこは派手目にしてみました。
 下記竹田氏曰「日本最初の引きこもり(天照大御神)」に「日本最初のストリップ(天宇受売命)」……言い得て妙ですね。。

 彼女も神様なのに、神懸かっちゃっているのですが、それで良いのかな、というのもありますし、下手に恍惚の表情にしてしまうと下品になりそうで、こんな表情だったり、殆ど全裸になってしまうようなのですが、見えそうで見えないようにしました。
 現代語訳を読みながら、色々な要素は従ったつもりです(鶏は省略)

 2021年には殆ど完成していたのですが、コロナの関係で2023年の三軌展までお蔵入りでした。この作品で会員に推挙されました。

参考文献:竹田恒泰『古事記完全講義』(2013年)『現代語古事記ポケット版』(2016年)他

カンバス 油絵具 サイズ1170mm×1820mm 2023年
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天宇受売命
天照大御神
(鏡に映っている)
勾玉と鏡
その他の神々
天の岩屋戸 天手力男神 布刀玉命(右) 建御雷神
(本文には、
この場面では
出て来ない)
その他の神々